タイムレコーダーと給与計算ソフトを連携させて勤怠管理を行う利便性とは
タイムレコーダーを導入して、従業員の出退勤管理を行っている企業は多くあると思いますが、それが給与計算ソフトと連携できることはご存知でしょうか?
ここでは、タイムレコーダーと給与計算システムを連携させるメリットと、連携させなかった場合のデメリットについて詳しく見ていきましょう。
タイムレコーダーと給与計算ソフトを連携させるメリット
従来のタイムレコーダー(タイムカードによる手動打刻)を利用している企業では、従業員の出退勤データをExcelなどに転記した上で給与ソフトに手入力し、給与計算する方法をとっていることが多いのではないでしょうか。
しかし、この方法は導入費用が安く済む反面、データを入力する際の人件費が大幅にかかり、入力ミスによる給与未払いなどのトラブルが起こりやすいといったデメリットがありました。
給与計算ソフトとタイムレコーダーを連携させることによって、タイムレコーダーに打刻された出退勤時間や時間外労働、休日出勤などのデータの取り込みや算出が簡単に行えるようになり、コストや入力ミスの大幅な削減が期待できます。
給与計算ソフトと連携させないことのデメリット
では、給与計算ソフトとタイムカードを連携しなかった場合、どのようなデメリットが考えられるでしょうか?
1つ目は業務の非効率化です。
前述した通り、従来のタイムレコーダーによる給与計算を行う場合、勤怠データを給与ソフトに手入力しなければならず、ミスが1つでも出てしまうと全て入力し直す必要があるなど、さらにコストがかかる可能性が高くなります。
2つ目にデータの入力ミスがあった場合、正確な給与計算ができないことも挙げられます。
給与計算ソフトに入力し算出されたデータはそのまま給与に反映されるため、入力ミスがあると正確な給与計算ができなくなり、本来支払われるはずの給与が支払われないという恐れもあります。
タイムレコーダーと給与ソフトを連携させるには多少費用がかかってしまいますが、一度連携させておけばずっとそれを使用することができますので、長い目で見ればコスト的にもメリットは大きいと言えます。
このように、タイムレコーダーと給与計算システムを連動させることで、効率的かつ正確な勤怠管理・給与計算が行えるようになります。
給与未払いなどのトラブルを起こさないためにも、タイムレコーダーと給与計算ソフトを連動させた勤怠管理を導入してみてはいかがでしょうか。
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