外勤者や直行直帰が多い人の勤怠管理の方法とは
皆さんの会社では、どのような方法で従業員の出社時間や退社時間を管理していますか?
上司が部下の退社時間を目視で全て確認することは不可能ですので、タイムカードやICカードなどを使って記録する方法をとっている会社は多いはずです。
では、外勤者や月の大半を直行直帰することが多い人は、どのように勤怠管理をすれば良いのでしょうか。
会社内にいない人の労働時間はどのように管理するのか
会社内で仕事をしている人であれば、何時に出社・退社したかという記録をつけることは容易です。
しかし、外回りの営業をしている人や、ホームヘルパーなど訪問先でサービス作業をする場合などは、自宅から直接訪問先へ出向いた方が早い場合もあります。
その場合、会社に寄ることなく直接目的地へ出向き、仕事が終わったら会社に寄らずに直接帰宅する場合が多くなります。
その他にも、出張やイベントなどで会社とは別の場所で仕事をする場合もあるでしょう。
そういった外勤や直行直帰をする場合の勤怠管理としては、始めの訪問先への到着時刻を出社時間とみなし、最後の訪問先を出た時刻を退社時間とする方法がとられます。
みなし労働制で勤怠管理する企業も多い
上記以外にも労働時間の把握が難しいケースとして、ルートセールスなどが挙げられます。
当日の訪問先の件数がある程度は分かっているものの、従業員の裁量次第で仕事を早く終わらせることも、遅くまで仕事をすることも可能となってくるため、訪問先での打ち合わせ時間や移動時間、休憩時間など全てを把握することは難しくなってきます。
このように、実際の労働時間を正確に把握するのが難しい場合、実際の労働時間に関わらず、会社内で定めた時間を労働時間とみなして給与計算をするところもあります。
このような勤怠管理方法をみなし労働制と言います。
みなし労働は労働時間を把握することが困難なため、労働時間の扱いを曖昧にしている会社が多いのです。
社外で働く従業員の労働時間を正確に把握する方法とは
本来なら、社外で働く従業員の労働時間をしっかりと把握することは会社の役目となります。
しかし、従来のタイムカードを打刻する勤怠管理方法や自己申告制では、外勤者などの労働時間を正確に把握することは不可能に近く、管理を怠っている会社が多いことも事実です。
では、社外勤務が多い従業員の勤怠管理をどう行えば良いのかと言うと、ネットワークに対応しているタイムレコーダーを導入する方法が挙げられます。
ネットワークに対応しているタイムレコーダーを導入することにより、ネットに接続できる環境であれば、外出先で出勤時間、退社時間、外出時間を記録し管理が出来るようになるのです。
また、携帯電話やスマートフォンを使って外出先でも打刻が出来るシステムもあります。
このように、ネットワーク対応のタイムレコーダーを導入することにより、今まで曖昧であったみなし労働をきっちりと把握出来るようになり、勤怠管理もスムーズに行えるようになります。
労働時間の管理に困っているのであれば、タイムレコーダーの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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